2015.11.10
私たちは日々いろんな物事を選択しながら生きています。
仕事に何を着ていくか、ランチに何を食べるか、ショッピングで何を買うか・・・
こうした”選択”についての最新の研究によると、必ずしも好きなものを選んでいるわけでもないようです。
ポイントは、”記憶に強く残っているかどうか”??
スイスのバーゼル大学の研究グループによると、
選択に関係しているのは、記憶に関係する”海馬”と欲求に関係した”前頭前野腹内側部”の間のつながりでした。
つまり、物を決めるときには好きかどうかではなく、”覚えているものかどうか”ということが重要なのです。
この実験はMRIを使って、パネル上にいろいろな食べ物を並べて、記憶してもらい、その後にどれを選ぶかを検証するものでした。
その食べ物に対してハッキリとした好みが無い場合は、強く覚えているものを選んだそうです。