受託研究 Case #8

クライアントジャンル:食品メーカー
動画評価

課題

どのようなクリエイティブの動画であれば消費者が最後まで見てくれるのか、さらには印象に残るのか、という指標を明確に定義できず感覚でしか語れていない

実施概要

目的 動画視聴中の脳波を計測し、視聴中の被験者の状態を分類する
実施概要 複数名のモニターに動画(商品・サービス)を見てもらい、脳波を測定する
サンプル数 30名
使用機器 脳波計
分析指標 共感度、左右差、アルファ波、シータ波
スケジュール 計画~解析まで約1か月
アウトプット

被験者

男女20〜30代
total 16名

生理指標・その他

  • 生理指標:脳波
  • その他:主観評価

背景・目的

特定のセグメント層に商品を強くアピールすることを目的に、これまでもWeb動画でもプロモーションを展開していたが、どのようなクリエイティブの動画であれば消費者が最後まで見てくれるのか、さらには印象に残るのか、という指標を明確に定義できず感覚でしか語れていない、という課題があった。それらを解決する指標データとして、共感度測定サービスを活用。

実験Step

01

同意書記入と内容説明(10分)

02

脳波計の装着(15分)

03

安静状態の計測(5分)

04

動画の視聴(練習含む)(10分)

05

アンケート・自由記述(10分)

06

脳波計の取り外し(5分)

Output

共感度が高まったポイントの確認

共感度が高まったポイントの確認

測定された脳波データから、意図していたポイントで消費者の心を動かせていることが実証できました。それと同時に、視聴者の心が離れているシーンが明確になり、見てもらいたい最後の商品カットシーンでは、興味を失っていることが実証されました。シーンごとに明確な評価基準が算出されたことにより、本編を最後まで視聴してもらう工夫を施すことができ、その結果、視聴維持を示す動画リテンションレート※は77%を記録。約2分と長尺の動画にも関わらず、15秒のTVCMとほぼ同じ数値を実現し、広告効果の最大化に寄与しました。

成果

意図していたポイントで消費者の心を動かせていることが実証でき、 視聴者の心が離れているシーンが明確になり、見てもらいたい最後の商品カットシーンでは、興味を失っていることが実証されました。シーンごとに明確な評価基準が算出されたことにより、本編を最後まで視聴してもらう工夫を施すことができた

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